なぞ
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ipod touchに電話機能が付いたapple社製の携帯電話!
これまで前年末頃から国内各社が競って販売権を争っていたのだが
ソフトバンクが4日、年内にiphone(アイフォーン)の販売を開始するとの報道発表がなされた。
ちょっと思うに
発売よりも各社の動向が気になる。
auが先陣をきって「基本使用料」→「通話料」→「通信料」の定額化を進め各社も追従。これにより価格競争が激化した。そして唯一生き残っていた携帯本体の価格競争にも踏み切り、栄華に見える携帯業界も若干低迷気味だったりしている。
現在各社はiphone、Disney、ブラビアをはじめとするブランド携帯等により携帯電話、ネットワーク、システムの付加価値向上と携帯電話そのものに対する再認識植え付けに力を注いでいるように思える。
このiphoneの登場で「ブランド」「マルチメディア」「ネットワーク」の価値観が加速した事で各社は次期戦略を早め攻勢に転じてくるだろう。これまでも新技術によって携帯電話の価値を見出してきた。
98年にモバイルネット機能付携帯が発売され携帯の概念を大きく換えた。
00年からカメラ付携帯が発売され、それに伴うネット通信速度が向上。
02年頃から「着うた(30秒程度の音楽)」が登場。それに伴い携帯容量、能力が向上。
*この容量向上により携帯がよりメディアプレイヤーとしての機能を持ち始めた。
04年頃から「お財布ケータイ」に代表される電子マネー搭載の携帯が登場。
さらに「着うたフル」と称してフルバージョンの音楽が携帯の着信音に出来るようになる。
06年頃から民放デジタル化に伴うテレビ付携帯の発売。これに伴い小型且つ大容量メモリーカードが様々な会社から登場し始め価格も急激に下落し始める。
08年にはついにカメラも500M級の壁の制約を打ち破り、先の地デジ&カメラで再攻勢が始まりつつある。
さらに最近徐々に頭角を現しはじめたDisney、PRADA、ブラビア携帯を代表とするブランド携帯。
今や何処の業界も同じだろうが、各ネットワーク向上や製品の多用途化によって戦い方の手段が膨大になった。これまでの業界戦略では世界のスピードに続くどころか国内の戦争にも勝てない。
たとえ優秀な人材、商材、作戦があったとしても合理的に運用できなければ無意味だ。
つまりこれまで以上に情報収集・解析能力が要求される時代がやって来たと思う。
・・・
今後のソフトバンクの戦略が大変見物!
これからは独占的でない単一的アイディアの実行は一期を凌ぐ時間稼ぎでしかなく、当たり前だがアイディアを戦略運用し全体戦争で攻勢を仕掛けなければ勝てない。
変な話、体力勝負をすればソフトバンクは・・・。