米第七艦隊所属のイージス巡洋艦 カウペンズの艦長 ホリー・グラフ海軍大佐がパワーハラスメントで艦長職を解かれた。
↑U.S.NAVY CG63 COWPENS 画:U.S.NAVY
同艦長は部下に犬の散歩やクリスマスのピアノ演奏などを命令し艦長の立場を乱用したほか報告書によると「カウペンズを指揮しているとき、部下を辱めたりみんなの前でけなしたり言葉で攻撃したりすることにより部下を傷つけた」としている。
これまでも悪評のあったが数々の「女性初」の記録を樹立してきていた為、海軍部も目を瞑っていた感があったらしい。
わが国自衛隊にも以前、取り上げたDDH-181 ひゅうがの様に女性自衛官の活躍の場が広がると供にこの様な問題も多くなってくるだろうなぁ。
一昔前の様に「社会的弱者=女性」という構図は消えつつあり大佐のようにのし上り上司となる企業も多い。
そうなるとセクハラ法で擁護されて育った人がパワハラ法で裁かれる時代になって行くのかもしれない。
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