25日CNNが報じたところによるとイラクにおける軍事作戦行動中に死亡した米軍女性兵士の数が100名を突破した事を伝えた。
現在米軍全体では4124名もの死者をだしている。
さて女性兵士の死亡統計だが97名が兵士で3名が文官で交戦などの敵対勢力の攻撃より61名、非戦闘で39名が死亡した。所属別では陸軍80名、海兵7名、海軍9名、空軍4名。
思い出されるのは話が一人歩きした陸軍ジェシカ・リンチ上等兵救出作戦。
まさに「特殊部隊!女性兵士救出!!」みたいな映画的な映像が今でも思い出される。
他方のメディアで報じられヒロインに祭り上げられた。
所属していた陸軍第507整備補給中隊が作戦行動中に民兵からの襲撃を受け米兵11名死亡、5名が重症。その後、捕虜となる。
救出作戦には陸軍レンジャー(JSOC TFかも)、160th SOARなどの名だたる部隊が参加し演出を飾り報道されたような感動劇が世界に報じられた。
政府にとって正当性を逸した状況下で戦意を維持する事が重要だったらしい。
報道ではあまり報じられていないが現地にはもう一隊バックアップの海兵部隊までも投入されていた。
・・・普通に入院してるようにも見えるが・・・
後のABCの番組で当人が救出劇の報道には誤りがある事が報じられるも当人は三つの叙勲(青銅星勲章、捕虜章、名誉戦傷章)を受けている。そして映画「セイビング・ジェシカ・リンチ」までもが作られた。
・・・
完全なプロパガンダだな。
それより何よりも!この作戦にはバックアップの海兵隊が待機していたと書いたがその部隊は2003年から試験運用されていた海兵初のSOCOM隷下の特殊部隊MAR DET-1(Marine Corps Special Operations Command Detachment 1)が公に報道された今のところ唯一の作戦行動の映像だったりする。
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