仏の航空専門誌「Air & Cosmos」がアフガン上空を飛行する謎の機体の映像を公開し話題となっている。
話題になるだけあって仏誌以外に英国の航空専門誌「Shephard」でも待機中の同機らしき機体の目撃情報を掲載しイラストも公開している。また他、欧米のアナリストらはこの謎の機体に「Beast of Kandahar(カンダハールの野獣)」との呼び名を付けているなど話題を呼んでいたり米国の新型UAVである可能性があるとの話などが飛び交っている。
しかしながら現時点では米国が公式に発表していないので実際のところ詳細は不明だ。
↑Beast of Kandahar - Shephard(UK)
勝手に妄想するにこれまでのUAV(無人航空機)計画が次のステップに進んでいるのではないかと思ったりもする。これまでのUAVは偵察を主目的として開発・配備されてきたがCIA等の情報部仕様や軍特殊作戦仕様のUAVの登場により威力偵察の任務も遂行するようになった。
つまりこれからは攻撃機もUAV化されるという事。んで重要なのは偵察機に武装を搭載するのではなく攻撃機を武装させるという流れが出来つつあると思う。
↑A-12 アベンジャーII
さらに米国は新型のA(攻撃機)型番のステルス機A-12のキャンセル以降、新型機を導入していない事を考える事やUAV専門部隊の設立などの流れをみるとやはりUAV化が進められている様に思う。
現にX-45Cシリーズは戦闘を前提として開発されており実戦配備も遠い話ではない。
↑前方X-45C 後方X-45A
もちろん「X」なので試験段階ではあるが米国が戦闘を行っている地域で実戦テストを行っている可能性もある。
本当に近年の軍事技術の発展は早い!
2012年までにはレールガン(電磁砲)搭載艦が就航予定だし2022年にはレザーを搭載した戦闘機も登場する予定だ。さらにバリアシステムの開発と映画の世界が現実のものとなっている。
宇宙開発と平行して面白い世界だ。
興味ある方は是非「X」型番の航空機を見てみてくれ。。
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