老兵BLOG

一撃！左上段廻蹴・・・見よう見まねで道場で学校で学校の帰り道で風呂場で何度も練習した。



しかしこの人の上段廻は最終モーション（膝が正中線に達するまで）に以降するまでが早い。


おぉ～！！！激レア
超々初級の基本型

第7回全世界空手道選手権大会のフィリオ戦で判定負けを最後に選手生活にピリオドを打った。
現在は本部直轄西多摩道場、本部直轄恵比寿道場の責任者として活躍中。

ついでに良く「顎を引け」と指導された。
だが必死になると自然に顎が上がるものだ。。
↓を見れば重要性がわかる。

全部「上段廻し蹴り」で一本を取っているシーンだが
確実に倒せているのは直線的（コンスタント）に近い蹴りで顎に入った時！

さらに基本練習で相手の頭一個分は蹴り込み戻す弩級基本があるが
要はムチの原理で蹴りを出すが拳の数倍のパワーがあるのでスピードを保ったまま追撃（防御）も可能。

あと正拳突きも同様で相手の顎の10cm程奥を狙う。デカい奴だろうが倒れる。
何と言ってもカウンター技として最適な「最短距離」且つ「効果大」。。

自慢じゃないがカウンターは得意な方だったと思う。。
目が悪いが逆にそれが相手の無駄な動作を気にしないで済む。
当たり前だが直撃コースでダメージを受けるものだけに対応する事に集中できる。

またまで関係ない蛇足
忘れもしない97年県大会 対鴻○高校戦 不運にも格の全く違う強～い相手。。攻めて一発でもと思いカウンターを狙い待ち試合に臨むも・・・正拳が二発！かわせた！今しかないと思い前へ！っとその瞬間ノーガード状態で見事、上段廻し蹴りの直撃を喰らった。。鴻○の奴らが声を合わせて「っお！決まった！！」マジで蹴りが直撃する瞬間までわからなかった。。もちろん一本。。あとは散々たる状態で三本連取された。
おっと脱線しまくりだ。

だから「顎を引きなさい」なんだろうなぁ。

主題に戻れば成嶋先生の蹴りは実戦的「直線的に見える蹴り」が多いが
どれも一貫して正中線より蹴り出す側に膝が位置している。
彼の本曰く短～中距離で膝が胸の高さで正中線に入ればKOできる。との事。

・・・思うに意識して出す蹴りは確実にガードされるしガードできる。
無意識に自然と出てくる蹴りは正直怖い。。

体の老化が気になり始めたのでもう一度道場にでも通いたい気分だ。。
胴着着たら気合が入る。。・・・（道場の雰囲気かも）・・・

神！


合気の神様！
塩田剛三 大先生！
空手でいうところの大山総裁こと大山増達 先生です。